浮気と本気の違い

別れさせ屋が解説する浮気と本気の違い

浮気と本気の違いは何か―これは古今東西議論され続けてきたテーマです。

これを読む人が”浮気相手”なのか”本命”なのかに関わらず、別れさせ業務を扱うものとして、浮気と本気の違いを定義づけておきたいと思います。

 

浮気と本気の違い

浮気と本気の違い

浮気と本気との違いは「性欲を越えて一緒にいたいと思うかどうか」と冷淡に解釈することも出来るでしょう。工作員としてさまざまな恋愛を観察した立場では、次の3つのポイントが区別していると言えます。

 

  • 日ごろから一貫して相手のために行動できるか
  • 相手のために自己犠牲的な行動がとれるか
  • 「相手を待つ」ことが出来るか

 

日ごろから一貫して相手のために行動できるか

第一の違いは「日常生活での接触を通し、相手のことを考えて行動できるかどうか」です。

 

浮気の場合は、この条件を満たすことは出来ません。表層的には「レディファーストを心掛ける」「デートのために時間を作る」「少額ならお金を貸してもいいと考える」等の行動がとれますが、いずれも自分にとって有益である場合に限ります。

その後控える性的接触を心地いいものにしたり、紳士的な自分の行動に酔いしれたりできるという”メリット”が存在する時に限り、相手のことを考えて行動が出来るのです。

 

これが本命の相手の場合は、自分にとって有益かどうかに関わらず、相手の負担を減らしたい・苦痛をへらしたいと考えながら行動できます。こうした考えは態度に出るものですから、心理分析のプロや心の通じ合ったパートナーが見分けるのは簡単です。

 

相手のために自己犠牲的な行動がとれるか

第二の違いは「危機に直面したときに自己犠牲的な行動がとれるかどうか」です。

 

浮気だと認識している相手に対しては、あくまでも自己都合を優先しようとするでしょう。その考えを露わにすることそのものが自分を危険にさらすため、あれこれと理由を説明し、相手の理解を求めるのが常です。

浮気の当事者はしばしば「自分と相手のためにこの選択がなされたのだ」という理解をしがちですが、実はそうではありません。一方が保身のために、浮気関係にある2人に思い込みを生じさせただけなのです。

 

これが本命の相手の場合は、言い訳せず「自分の身を挺してでも助ける」という判断を即座に行えます。本来愛情というのは奥深い物であり、方便を許さないのです。

これまでパートナーとの生活で何らかの危機に直面したことのある人は、その時のことを思い返してみてください。相手がどのような態度をとったのか、何を説明したのか、そこから「自分の存在は何か」を分析することが出来ます。

 

「待つ」ことができるか

どんな関係も恒久的に続くものではありません。仕事や家庭の都合、あるいは健康上の問題で、相手の気持ちが再び関係に戻ってくるのを待たなければならない時もあります。

 

浮気相手に対しては、この「待つ」という行動が出来ません。関係に待機期間が生じると、自分は本命のパートナーのもとに身を寄せたり、別の浮気相手を作ったりします。

本命の場合は、待っているあいだも誠実でいることを約束し、交流できない時間も心を平静に保つための自発的努力を欠かさず行います。

別れさせ屋の依頼人の多くは、後者の態度で相手のことを待っています。しかし相手方に誠意や忍耐がなく、待期期間を乗り越えることが出来ないのです。

 

「浮気と本命の区別」が曖昧な人もいる

近年、恋愛関係・家族関係ともに多様化しつつあります。

もともと他者への愛情の薄い人や、特定の相手だけに愛情を注ぐことのできない性質を持つ人など、必ずしも「浮気と本命の区別」を持たない人が増えてきました。このような人をコントロールするには、社会学の知見・専門性の高い心理分析が必要です。

 

本命としての地位を確固たるものにするために

別れさせ屋が実現する「本命昇格」

浮気と本命の区別は、しばしば客観視できないものです。ごく身近な人にアドバイスを求めても、当事者の一方に偏った視点から意見してくるでしょう。

別れさせ屋では、まず当事者全員の関係や心理状態を客観視した上で、依頼人の本命としての地位を確立するための工作を行っています。

特異な性格のターゲットもお任せください。プロが「何を行動の価値基準にしているのか」を見極めることで、幸福を実現できます。